【原状回復】とは基本的には、入居されている物件が賃貸物件の場合、退去する際に入居した当初の状態に戻してオーナー様に返却する義務のこと、その為のクロス張替えやクリーニング等を原状回復工事と言います。
決して、新品にして返却・・・と言う訳ではないのでご安心ください!
原状回復工事とは何ですか?
契約書に「賃借人は原状回復して明け渡しをしなければならない」とありますが、全て新しくしなければならないのですか?
原状回復とは、自然損耗・経年劣化を除く、入居者様の過失や故意により損耗した箇所を戻した状態でオーナー様に返却するという意味ですので、全てを新しくという訳ではありません。
但し、契約書等に特例の記載がある等の場合は確認する必要がありますので、何なりとご相談下さい。
テナントが退去する際は、テナント都合で設置した間仕切や造作物を撤去したり、天井の塗装、壁のクロスの貼替え、床のタイルカーペットの貼替え、室内の清掃等を行い、入居する前の状態で貸主に返却することが契約により義務付けられているケースがあります。
店舗の場合には、建物の構造体のみを残し、天井・壁・床・配線・配管・全てのものを解体撤去し、コンクリート打ちっぱなしの状態で返却することを「スケルトン渡し」といいます。
賃貸でのアパートや店舗によって条件が異なりますので、ご不明点等がありましたら何なりとご相談ください。