住まいの外観を決定づけるかなり重要な部分が、バルコニーやベランダになります。
特にここは、外部ということで、風雨や日光にさらされています。
築年数が長くなってくると、どうしても色あせや錆びなどが出てきてしまいます。
経年による見た目の劣化だけではなくて、強度も下がってくるという問題があります。
落下のリスクが高まることもあるわけです。それを防ぐためにも、定期的に補修をしていくことが大事です。
特に今回は、ベランダのリフォームについて解説していきます。
1、定期的なメンテナンスが不可欠
ベランダは外観のなかで重要なウエイトを占めます。汚れていると、家自体がみすぼらしい印象になってしまいます。
美しさを保つために、定期的なメンテナンスが必要になります。防水対策を施しておくことも大切です。経年によって、ベランダは防水機能が低下していきます。
このままにしておくと、雨漏りが発生して、基礎が錆びる原因ともなります。落下の危険性も増してしまいます。
2、プライバシーと風通しの両方を確保
プライバシーを確保するために、ベランダにフェンスなどを設置するケースがあります。そのときは、風の流れも意識するようにしましょう。
というのも、風通しが悪くなると、室内の空気の流れも悪くなって、不快な生活環境になってしまう可能性があるからです。
プライバシーと風通しの両方を確保できるように、フェンスの設置を行いましょう。
3、階下の陽当りを意識
ベランダを新たに設置したり、拡張したことによって、階下への日当たりが悪くなるといったことが起こりえます。
ベランダの設置による日当たりの変化を、あらかじめ調査しておくことが求められます。
4、ベランダの拡張
ベランダが狭いことにストレスを感じていて、拡張リフォームを行う、といったケースも増えています。
このとき注意したいのは、ベランダの強度です。
ベランダが広くなると、それだけ負荷も大きくなります。その負荷に耐えられるだけの補強が必要になります。
補強のポピュラーな方法としては、ベランダの下に柱を取り付ける方法です。