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家のリフォームでも役に立つ 外壁塗装の基本からお得な情報まで教えます

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みなさんの家の外壁は何色ですか? この質問にはほぼ全員が回答できるでしょう。しかし、塗料は何を使っていますか?

この質問に答えられる人は少ないのではないでしょうか。

しかし、家の外壁塗装はリフォーム費用の半分近くを占める大きな工事です。しっかりと基本を把握し、お得に工事を行いましょう。

■外壁塗装で使われる一般的な塗料4つ

外壁を塗装するときに使用する塗料は、「アクリル系塗料」「ウレタン系塗料」「シリコン系塗料」「フッ素系塗料」の4つがあります。

 

1.アクリル系塗料

 

塗料にアクリル樹脂を混ぜたものです。もっともグレードが低く、価格も安いですが、劣化が早く一般の住宅リフォームではあまり使用しません。しかし、取扱いが簡単で安いことから、DIYではよく使われます。

特徴としては、発色が良く、ツヤのあるた仕上がりになります。

寿命は5~7年程度で、塗膜も固いのでひび割れを生じやすいというデメリットがあります。

 

2.ウレタン系塗料

 

ウレタン系樹脂が主成分の塗料。

木部や鉄部、塩ビ素材への付着がよく、こういった材への塗布でよく使用されます。

アクリル系同様に光沢のある仕上げとなりますが、アクリルと違いやわらかい素材で、ひび割れはしにくく、耐薬品性、耐久性が高いです。リーズナブルで扱いやすいので、様々な場所に使われます。

耐用年数は6~8年程度と、アクリル塗料より若干長いです。また、紫外線に弱いという性質があるので、外部や日の当たる場所への使用はあまり適していません。

塗料に含まれるイソシアネートには強い毒性があり、施行にシンナーを使うためシンナー臭いなど、環境や人体への影響は良いとは言えません。

 

3.シリコン系塗料

 

現在、もっとも広く一般的に使われているのが、シリコンを含有させたシリコン系塗料。

耐用年数が8~12年と、ウレタン系塗料よりも1.5倍の寿命があるにも関わらず、費用はウレタン系塗料よりも少し高いくらいです。汚れが付きにくく、費用対効果の高い塗料で、外壁や屋根の塗装に使われることが多く、多くの住宅に使われています。

デメリットとしてはひび割れが起こりやすいことなどがあげられますが、シリコンの含有量や水性・油性の違い、1液型・2液型の違いなどで、様々な特徴がある商品があるので、使用場所にあった商品を選ぶことで弱点を克服できます。。

 

4.フッ素系塗料

 

主成分の樹脂がフッ素系である塗料。

一般的な塗料では最もグレードが高く、寿命は20年程度ととても長いです。フライパンなどの調理器具でフッ素コーティングされているものもあるので、イメージしやすいかもしれません。汚れを寄せ付けず、メンテナンスもしやすいため、六本木ヒルズや東京スカイツリーなどの豪華な建造物や宇宙産業機器などに使われています。

抜群の耐用性ですが、価格がシリコン塗料の2倍近くと高額であるため、一般の住宅で利用する例は少ないです。玄関周りなど、人目に付くところにワンポイントで使用することもあります。

 

上記の4つの塗料の他、それぞれの塗料の長所を混ぜ合わせた「ハイブリット塗料」や「ラジカル塗料」なも近年は使われることがあります。

■外壁工事で後悔しない方法3選

外壁塗装で使う塗料は様々なものがあるんですね。

次は、実際の外壁工事で失敗しないための注意点をご紹介します。

 

・グレードの安い塗料を使う

 

「安物買いの銭失い」という言葉があるように、過度に費用を安くしようとすると、大抵失敗します。

多いのは、塗料をケチることでしょうか。適材適所を考えずに、もっとも費用の安いアクリル系塗料で外壁全体に塗装を施すと、劣化も早いです。劣化したらすぐに再塗装をすればいいですが、放置しておくと躯体(コンクリートなどの建物本体)にダメージが及び、雨漏りなどの大きなトラブルになることもあります。こうなると、余計な出費になってしまいますし、家の安全性が低下する可能性さえあります。

外壁の塗装工事の場合、塗料の代金は工事費全体の3割程度です。安いものにこだわるよりは、耐用年数も考えてバランスよく塗料を選びましょう。

 

・業者に無理な値引きをお願いする

 

リフォーム業者に値引きを持ち掛ける人が多いですが、常識的な範囲なら問題ないでしょう。しかし、中には強く要望してくるお客様もいるんです。

業者によっては、そういった要望に応えるために、良くない対応をしてしまう者もいます。例えば、中古塗料の使用。適切に管理しているものであればいいですが、すでに開封済の塗料は、酸化していたり状態が悪い場合が多く、塗装の仕上げや耐用年数に悪影響が出ます。保管状況によっては、中古品では品質が担保されないので、値引きの仕方にも注意が必要です。

他にも、下地(既存の塗装)の除去や調整を省略したり、本来は2回重ね塗りが必要な上塗りを1回に減らしたりと、お客様からの無理な値引きによって対応してしまう業者もいるので、値引きをお願いするなら、品質内容と併せて確認する必要があります。当然、このような施工では劣化も早く、塗料本来の性能は出せません。

 

・焦って契約する

 

これは外壁塗装に限った話ではないですが、焦って決断すると失敗するこが多いです。

業者によっては、今だけ割引やハイシーズンになると高くなるので今がお得、などと言って早期での契約締結を持ち掛けてくる場合がありますが、よく考えることが重要です。

そもそも、適切に工事をしていれば外壁は今すぐにダメになるものではありません。時間をかけて調査を行い、現状を把握してから契約するといいでしょう。そのためにも、雨漏りなど、すぐに修理しないとまずい状況にならないように、最初の工事からしっかりと考えておく必要があるでしょう。

■外壁塗装をお得に工事する方法3選

外壁方法で失敗しない方法はわかったと思います。次は、少しでもお得にする方法をご紹介します。

 

・基本的な塗料の工事費用を知っておく

 

基本的な価格を知っていれば、業者の見積もりが不当な金額じゃないか判断することができます。

例えば、もっとも使用されることが多いシリコン塗料は1坪あたり約3万円程度と考えておけばいいでしょう。もっとも安いアクリル塗料では1坪で約2万円くらいです。施工する数量が大きくなればなるほど単価は安くなりますが、目安と知っておくといいと思いまう。今はインターネットでもこういった情報は得られるので、調べてみるといかもしれません。

 

・ほかの工事と一緒に頼む

 

外壁塗装を施工するには、家の周りに足場を建てる必要があります。実はこの足場、かなり費用が高いんです。せっかく足場を組むんだから、同じように足場を組む必要がある工事と併せて施工してもらえば、足場の設置回数を少なくできるので家のリフォーム費用全体ではお得になります。

ほとんどすべてのお宅で外壁塗装と屋上防水の工事を一緒に施工するのは、こういった理由なんです。屋根の防水工事以外にも、バルコニーの工事なども合わせて行われることが多いですね。

 

・現場を良く見ておく

 

たとえよくわからなくても現場はよく見ておきましょう。職人さんも、お客さんが見ていると緊張感が出ますし、挨拶してもらえると現場でのやる気もでます。差し入れなどを持って行ってもいいかもしれません。決して手抜きはしないと思いますが、やはり気にしてくれている方がやりがいはでるものです。

ただし、邪魔にならないように注意するのと、現場は危険がいっぱいですので、安全第一でお願します。

■まとめ

外壁塗装は家のリフォームでは大きな金額の工事です。安くしたいのはもちろんですが、しっかりと家を長持ちさせる塗装が必要です。

ここで紹介した情報を参考にして、いいリフォームをしてくださいね。