戸建やマンションなど、住んでいる建物の構造によって、リフォームできる範囲が変わってきます。今回は、建物の構造に照らして、どういったリフォームが可能なのか、といったことをみていきます。
1、戸建のリフォーム
戸建の場合、建物の構造によって、可能なことと、そうでないことがあります。
耐用年数は、使用されている材料などによっても変わってきます。単純に、築年数で耐用年数を測ることはできないわけです。
戸建は、建築基準法や地域の条例などで、細かな規制がかかることも。防火地域にあたる場合、少しの増築でも、確認申請が必要なことがあります。
このように、構造だけはなくて、地域によっても、可能なことが変わってきます。あらかじめリフォーム会社に問い合わせをして、可能なことを知っておくことが大事です。
キッチンやトイレ、バスルームなどの水まわりのリフォームをされる方が多いです。
戸建の場合、マンションに比べて水まわりのリフォームは自由度が高いです。場所の変更や2階への設置も可能になります。ただし、浴室の2階への設置は、補強工事が必要なことがあります。
2、マンションのリフォーム
マンションは、共用部分と専有部分など、リフォーム可能な範囲があらかじめ決まっています。
もちろん、管理規約による影響も受けます。構造によって、間取り変更の自由度も変わります。
基本的なところでは、専有部分の間取り変更は自由です。
ただし、専有部分であっても、床をカーペットからフローリングに変更する場合、注意が必要になります。
防音性の問題で、フローリングへの変更が禁止されていることがあるためです。
これは、管理規約を見れば分かります。